企業法務はサボるべき!?時間の使い方を考える

企業法務

世の企業法務マンは常に仕事に追われている職種なのでしょうか?
終業時間8時間中、ずーっと働きづめですか?

「否」

どんな業種でも手を抜くときと、根詰めるときがあるはずです。

ということで本日は、法務は手を抜くべきだということ、手を抜くポイントをお伝えいたします。

法務は手を抜くべき?

契約書審査中は知識を入れるチャンス!

契約書の確認には集中力が命!
集中が切れたなと感じたらすぐサボるべきです。
これはたぶん、どんな法務マンも思っていることではないでしょうか。


お昼下がりに部屋もぽかぽか、今日も一日オフィスにいるな―って思ったとき、しっかり契約書見れていますか?
しっかり、社内申請の書面を確認できていますか?

ぼーっと字面を見ていて、結局見落としてしまい、先方から自分で作った契約書ひな型に誤字脱字を指摘されたことがある人も多いのではないかと…

法務に必要なのは「タカの目」だとかなんだといわれますが、一番大切なことは目の前の日常業務を的確にこなすことです。

ですから、それができないくらいなら休みましょう。
それも仕事の一部なんです。

ただし、何もしないのはNGです!

ただ、サボるとはいっても、何もしなくていいわけではありません。
タイトルに語弊があるかもしれませんが、サボるというより、学習もかねて「違うことをする」というのが正確かもしれません。

例えば、契約書中に気になるフレーズが出てくれば、その文言について調べるとか、今回の案件で取り扱う製品の名前でググって、製品の製法や主流メーカーについて調べるとか。

商社なら、競合他社のことを調べたり、関連する業界新聞やニュースを読んだり。

これは、いずれ他の契約書を確認する際にも役立つ知識になると思いますし、サボっていることがばれてもいくらでも言い訳できます笑
というか法務が知識を入れていることを仕事外だといちいちチェックする方がヤバい職場だと思います。

他は、本を読んだりとか、法務ブログを見るとかもそうですね。
ただし、ブログは会社のフィルターで遮断される可能性ありますが…

結論

皆さん一日何通の契約書を確認していますか?
案外、1・2部くらいの方も多いのが現状ではないでしょうか。
ミスなく確認するためにも、その1・2部をゆっくり確認すればいいというのが私見です。
ゆっくり見ても、十分午前中に終わらせることができますし、他の仕事をする時間もありますよ。
ただ、一人法務ではなく、契約書を複数人でレビューするルートがある場合もあると思うので一概には言えませんが。

そうであっても、ショーもないミスをするより100倍良いです。
法務ってどちらかといえば、スピードも大切ですが正確性のほうが大切だと思っていますから。(もちろんスピード優先の場合もありますよ)

そんなこんなで余裕をかましているときに限って、厳しい案件が舞い込む私なのでした…
65%くらいで頑張りたいのにね…